Voicyがビジネス職でも体験入社をやる理由

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「音声×テクノロジーでワクワクする社会をつくる」をVISIONに、ボイスメディア『Voicy』を開発・運営する株式会社Voicy。今年の2月、ベンチャーキャピタルや電通・TBSなどの事業会社から8.2億円の資金調達を実施、音声メディア業界で注目を集める急成長中のスタートアップ企業です。

『Voicy』は、ビジネスの専門家やミュージシャンや著名人など、厳選されたパーソナリティによる“声のブログ”やニュース、ラジオのような放送が聴ける新しい音声メディアです。キングコングの西野さん、幻冬舎編集者の箕輪厚介さん、実業家の堀江貴文さんなどの著名人もパーソナリティとして参加しています。

現在、『Voicy』の音声プラットフォームを使った、企業のコミュニケーション課題の解決や、地方自治体、スポーツチームの支援などを行う、音声ソリューション事業にも力を入れています。

そんな同社は、昨年の12月から体験入社を始め、1年間で約20名の採用を実現しています。体験入社は、エンジニアなどWeb系の職種のみではなく、ビジネス職も含めた全職種で行っています。本日は、体験入社を始めた理由、ビジネス職でも体験入社をやる理由などについて、カンパニークリエイターの水橋さま(写真右)、中川さま(写真左)に詳しくお話を伺いたいと思います。

企業情報

【株式会社Voicyの転職・求人情報】事業開発、法務

会社名

株式会社Voicy

VISION

音声×テクノロジーでワクワクする社会をつくる

従業員数

35名

設立

2016年2月

代表取締役

緒方 憲太郎

資本金

8.7億円(資本準備金含む)

目次

▶ なぜ、体験入社を始めたのか?

▶ ビジネス職でも体験入社をやる理由

▶ 内定承諾から入社までの期間が大切なワケ

■なぜ、体験入社を始めたのか?

【株式会社Voicyの体験入社事例】水橋さま、中川さま

― 本日は、よろしくお願いします!まず、体験入社を始めた理由をお伺いできますでしょうか?

水橋さん:Voicyの採用では、カルチャーマッチをすごく大切にしています。そんな中、他社さんが体験入社を通じて企業と候補者お互いがカルチャーマッチを確かめていることを知り、真似してみよう!と思い、2018年12月から始めました。

― 体験入社を行うにあたり、社内ではどのような調整をしていますか?

水橋さん:まず現場との調整を行います。体験入社は、現場のメンバーを巻き込み協力してもらうことが重要だと思っているためです。私たちは体験入社の設計段階から現場のメンバーを巻き込み、体験入社の目的やスケジュール、候補者の方に出す課題について一緒に考えています。カンパニークリエイターが決めるのではなく、現場が決めてカンパニークリエイターがそれをサポートすることが大切だと感じています。

中川さん:体験入社を経験して入社したメンバーが増えてくるとその後の体験入社がやりやすくなります。体験入社を経験して入社しているメンバーは体験入社の大切さを実感しているので、前向きに取り組んでくれますし、もっとこうした方がいいなどの意見も出してくれます。

― 最初が重要ですね。体験入社はメリットがないと続かないと思いますが、どのようなメリットを感じていますか?

中川さん:体験入社のメリットは、面接だけでは判断できない人柄や一緒に働いて相性が合うかをお互いが確かめられることです。これは、体験入社で時間をかけないと分からないですし、入社後にマッチしていないことに気付いたらお互いにとって幸せなことではありません。

― 確かに面接だけでは判断できないですよね。人柄や一緒に働いて相性が合うかは、どのような場面で分かるのでしょうか?

水橋さん:ランチやディスカッションへの参加で特に分かります。ランチではお互いの自然な姿が出やすくなりますし、ディスカッションでは自分の意見を出せるか、どのような意見か、周りとのコミュニケーションの取り方を見ることができます。

― ディスカッションの参加もあるのですね。1日の体験入社スケジュール例を教えていただけますか?

水橋さん:はい、体験入社のスケジュール例は次の通りになります。

【体験入社のスケジュール例】

・11:00〜11:30 オンボーディング、Voicy会社説明(Voicy MIndの説明)

・11:30〜12:00 本日の課題についてインプット

・12:00〜13:00 課題ワークのための情報収集

【株式会社Voicyの転職・求人情報】体験入社スケジュール②

・13:00〜14:00 ランチ(いろいろな部署のメンバーと交流できます!)

【株式会社Voicyの転職・求人情報】ランチ

・14:00〜18:00 課題の発表準備、ディスカッション

【株式会社Voicyの転職・求人情報】体験入社スケジュール①

18:00〜18:30 課題の発表

18:30〜19:00 人事との振り返り面談

19:00 1日体験入社終了!お疲れさまでした!

中川さん:カルチャーマッチを大切にしているので、Voicyのカルチャーを生み出している「Voicy Mind」については、1日のはじめにしっかり説明をして理解いただいています。

~Voicy Mind~

【株式会社Voicyの体験入社事例】Voicy Mind

― スケジュール例ありがとうございます。体験入社は全職種でやっているのでしょうか?

中川さん:はい、体験入社は全ての募集職種でやっています。

― 営業・事業企画などのビジネス職でもやっているのですか?

中川さん:ビジネス職でもやっています。現在、事業を成長させるためにビジネス職の採用を強化しているため、ビジネス職の体験入社には特に力を入れています。

■ビジネス職でも体験入社をやる理由

【株式会社Voicyの体験入社事例】中川さま

― ビジネス職でも体験入社をやる理由を、詳しくお伺いできますか?

中川さん:現在、Voicyの音声プラットフォームを使った、企業や地方自治体の課題解決を行う、事業開発ポジションの採用に力を入れています。このポジションは、今ある商品を売っていくのではなく、新たなサービスや事業提携を進めていくフェーズのため、ゼロから価値をつくり出す力が必要とされています。そのため、定性的な課題に対して、解像度高く解決策を設計できる力とモチベーションが不足していると、今のフェーズにはマッチしません。ここのミスマッチがないようにビジネス職でも体験入社をやっています。

― ビジネス職の体験入社は、どのような内容でしょうか?

水橋さん:スケジュールは、先ほど説明させていただいた内容で、他の職種とだいたい同じです。異なるのは、課題の内容になります。

― 課題の例を教えていただけますか?

中川さん:例えば「Vociyが目指す世界観を実現するためには、どのような事業提携(アライアンス)を進めていくか、それを実現するための戦略を考える」というものです。

~Vociyが目指す世界観~

【株式会社Voicyの体験入社事例】ビジョン、ミッション

中川さん:ビジネス職で体験入社をやる場合は、どこまで情報を出すかという点で課題が設計しづらいこともあると思います。弊社の場合は、秘密保持に関する誓約書を結んだ上で情報は出来るだけオープンに開示しています。オープンな情報を開示することで候補者の方もより真剣に課題に取り組んでいただけるのではないかと思っています。

― 課題の設計にあたり注意していることはありますか?

中川さん:こちらが意図した内容がしっかり伝わるようにメンバーとのディスカッションやすり合わせの機会を多く設定したり、課題を前日までに送って事前準備ができるようにしています。

― すり合わせの機会が多くあるのは、候補者の方も安心ですし、コミュニケーションを通じてお互いが人柄や相性を確かめられますね!課題の発表はどのような感じでやるのでしょうか?

中川さん:発表の場には、5~6人の弊社のメンバーと代表の緒方も必ず参加します。候補者の方が、一方的に発表するのではなく、発表中に質問をさせていただいたり、ディスカッションをしたりして、発表した内容の経緯を深堀していきます。そうすることで、必要な力や価値観をお互いが確かめられます。

― 体験入社を1日やるだけで、面接では知ることのできない多くの情報を知ることができますね。候補者の方が、1日の参加が難しい場合は、どうしているのですか?

水橋さん:1日の参加が難しい方も、もちろんいます。その場合は、候補者のスケジュールに合わせて半日などで実施しています。また、体験入社を実施するタイミングは、基本的に2次面接通過後に調整をして行っています。

― 候補者のスケジュールに合わせて柔軟に調整をしているのですね。ちなみに、内定承諾から入社までの平均期間はどのくらいでしょうか?

中川さん:内定承諾から入社までは約2ヶ月ですね。体験入社をやると、候補者との距離感が近くなるので、入社までの期間もコミュニケーションを取りやすくなり、入社後に仕事をスムーズにしていただくためのサポートがこの期間にできます。

■内定承諾から入社までの期間が大切なワケ

【株式会社Voicyの体験入社事例】水橋さま

― 具体的にどのようなサポートをしているのでしょうか?

水橋さん:入社までの期間に、社内イベントやSlackのチャンネル、Voicyの社内チャンネルに招待をしています。そうすることで、入社までの期間によりVoicyのカルチャーを理解いただけたり、一緒に働くメンバーとコミュニケーションを取れたりして、入社日にはすでに馴染んでいる状態で仕事をスタートいただけます。これはお互いにとって大きなメリットだと感じています。

中川さん:内定承諾から入社日までは約2ヶ月空くので、この期間のコミュニケーションはとても大切だと考えています。この期間にコミュニケーションがないとお互いが不安になると思います。逆に、コミュニケーションを取れば入社後の活躍にいい影響を与えられます。体験入社をやっているからこそ、コミュニケーションが取りやすい関係になれます。

― 内定承諾から入社までの期間って、思っている以上に大切ですよね。

中川さん:はい、私たちはとても大切であると考えています。

― 社内イベントやSlackのチャンネルの招待について、詳しく教えていただけますでしょうか?

中川さん:まず、社内イベントですが、月1回新入社員の歓迎会を行ってます。歓迎会では、新入社員の方に自己紹介プレゼンを5~10分で行ってもらっています。その場に内定承諾後の方もお呼びして「入社した時は、こんなプレゼンお願いします」と事前に伝えています(笑)。歓迎会では会社の雰囲気を感じてもらいたいですね。

Slackでは、「ウェルカムチャンネル」をつくります。チャンネルメンバーは、入社後に一緒に働くチームメンバー、人事、そして代表の緒方も入っています。チームの情報共有や入社に向けての手続き、代表の緒方からの食事のお誘いなどのコミュニケーションを取っています。

【株式会社Voicyの体験入社事例】新入社員歓迎会

☆月1回新入社員の歓迎会の様子☆

― 私も転職を経験していますが、今までこのようなコミュニケーションはなかったので、あったらうれしいと思いました!ただ、体験入社をしてなかったら、積極的にコミュニケーションを取りづらそうですが。

水橋さん:そうですね。体験入社で一緒に働くメンバーともコミュニケーションを取り、関係性が構築されているからできることだと思います。

― 最後に、Voicyさまに興味を持っていただいている方へ、メッセージをお願いできますでしょうか?

水橋さん・中川さん:現在、株式会社Voicyでは、Voicyの音声プラットフォームを使った音声ソリューション事業に力を入れています。社会に新たな価値をつくり出していく事業なので、今ないものをつくることに興味のある方には面白い会社だと思います。ぜひ、ご興味お持ちいただけましたら、選考に応募いただけるとうれしいです!

― 水橋さん・中川さん、本日はありがとうございました!!

■取材後記

1年で約20名を採用している中、全ての職種で体験入社をやっている株式会社Voicy。採用におけるカルチャーマッチ、スキルマッチを大切にしいる会社だと強く感じました。そんなVoicyさまの体験入社には、2つの特徴がありました。

1つ目は、体験入社で構築した関係性を活かし、内定承諾後から入社までの期間にコミュニケーションを取っていることです。内定承諾から入社日までは平均で約2ヶ月空くと思います。この期間のコミュニケーションは大切なのですが、有効的に活用できるている企業はまだ少ないのではないでしょうか。Voicyさまの場合は、社内イベントに招待したり、Slackで一緒に働くメンバーとコミュニケーションを取れたりすることで、入社日にはすでに馴染んでいる状態で仕事をスタートできる環境をつくっていました。

2つ目は、営業・事業企画などのビジネス職でも体験入社をやっていることです。ビジネス職は、エンジニアなどWeb系の職種と比べると、まだ体験入社をやっている企業は多くはありません。しかし、取材を通じてビジネス職こそ体験入社が必要であると感じました。例えば、営業職の場合、履歴書や面接で確認したスキルが正しいか分からないですし、面接官によってもスキルの判断にバラつきが生じます。体験入社を行えば、履歴書や面接で確認したスキルを確かめることができますし、複数人が携わるので一人の判断にならず、スキルマッチの精度を高めることができます。求職者からしても、営業スタイルやビジネス職の組織の雰囲気は会社によって異なることが多いため、体験入社で確かめられることは大きなメリットです。

以上2つの特徴は、採用がゴールではなく、入社後に能力を発揮して活躍することをゴールにしているから実現できていることだと思います。

採用競争が激しくなる中、人事が採用をゴールにしている企業は、求める人材を採用することは難しくなってくるでしょう。なぜなら、求職者は採用されることが目的ではなく、入社後に「自分の能力をもっと発揮したい」「相性が合うメンバーと働きたい」「労働・賃金条件をよくしたい」などを目的としています。求める人材を採用するためには、Voicyさまのように、この目的を確かめられる採用・選考手法を行うべきではないでしょうか。

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(取材・撮影/体験入社事務局 取材チーム)

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企業様も、採用前に「カルチャーフィット」「スキルフィット」などを確かめられます。それにより、入社後のミスマッチを防ぎ、定着率・エンゲージメントの向上が実現されます。体験入社の採用のミスマッチを防ぐ効果は、採用理論「RJP理論」でも証明されています。

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