2020年注目の教育スタートアップが『リモート体験入社』を採用する理由

【株式会社Globeeの転職・求人情報】体験入社事例1

本日、インタビューを実施する株式会社Globeeさま。

AppStore/GooglePlayStoreランキング1位を獲得したAI 英語教材アプリ『abceed』と反転学習プラットフォーム『abceed for school』の開発・運営を行うスタートアップ企業です。
2020年1月に『abceed』は100万ユーザーを突破し、TOEIC受験者の2人に1人が利用するサービスになりました。

現在のメンバー構成は、エンジニア5名・デザイナー1名・ビジネス2名の計8名(内、役員2名含む)の少数精鋭の組織です。
2018年10月には総額1億円の資金調達を完了し、さらなる事業拡大に向けて2020年は採用を強化していきます。

2020年注目のスタートアップの同社が、採用で大切にしている2つのことや体験入社制度について、代表取締役社長の幾嶋さま(下記写真右)、人事・広報責任者の石渡さま(下記写真左)に詳しくお話しを伺いたいと思います。

【株式会社Globeeの転職・求人情報 | 転職動画サイト「体験入社」】体験入社事例3

企業情報

【株式会社Globeeの転職・求人情報 | 転職動画サイト「体験入社」】

会社名

株式会社Globee

Mission

個人の可能性を最大化する

社員数

8名(内、役員2名含む)

設立

2014年6月12日

代表者名

幾嶋 研三郎

資本金

32,476,000円

目次

▶ 「1日体験入社」と「リモート体験入社」とは?

▶ スタートアップの採用で大切な2つのこと

■「1日体験入社」と「リモート体験入社」とは?

【株式会社Globeeの転職・求人情報 | 転職動画サイト「体験入社」】体験入社事例4

― まず、2020年の採用計画をお伺いできますでしょうか?

石渡さん:はい、2020年は9ポジションで12名の採用を計画しています。

― 9ポジションも採用されるんですね!

石渡さん:ネイティブアプリエンジニア、Webエンジニア、UI/UX デザイナー、CFO 候補、カスタマーサクセス、リサーチャー、PdM、コンテンツディレクター、CMO候補の9ポジションで採用をしています。(※2020年3月時点)

― 従業員数の約2倍を採用することになりますが、何か心がけることはありますか?

石渡さん:通常の選考プロセスに加え、希望する方には「1日体験入社」や「リモート体験入社」を行い、カルチャーフィットを確かめて採用をしたいと思っています。

幾嶋さん:プロダクトに対する熱量をしっかり伝えたいと考えています。
面接で話すだけでは伝わりきらないと思いますし、面接で聞いたことが本当か確かめられる機会があったほうがいいと思うので、体験入社を行っていきます。

― 「リモート体験入社」ってなんですか?

石渡さん:実は私も「リモート体験入社」を経て、Globeeに入社しています。
弊社では、選考過程で行う「1日体験入社」と今の仕事を続けながらできる「リモート体験入社」を行っています。

幾嶋さん:「リモート体験入社」の期間は状況により異なりますが、約1ヶ月〜長いと1年くらいです。
今の仕事を続けながらやっていただくので、主にリモートでタスクを出し、実際の仕事に近い内容を体験してもらいます。
もちろん、Slackなどの必要なアカウントは付与をします。
そして、週1回くらいは本業の業務後などにオフィスに出社していただいてます。

― 「1日体験入社」と「リモート体験入社」の違いってなんでしょうか?

石渡さん:「1日体験入社」は、転職顕在層の方が対象になると考えています。
転職を前提に考えている方なので、面接実施後に体験入社を行ったりします。

「リモート体験入社」は、転職潜在層の方が対象になると考えています。
今すぐではないけど、いい会社があったら転職したいと考えている方ので、選考を実施するのではなく、まずリモートで体験入社してみませんか?というスタンスで今の仕事を続けながらできる体験入社のご提案をします。

【Globeeさまのリモート体験入社の詳細】
・対象職種:全職種
・雇用形態:業務委託
・勤務時間:週25時間以上〜
・勤務体系:リモート( 週一出社の必要あり )

― 求職者の方の状況に合わせているんですね。

幾嶋さん:実は今いるメンバーの中にも、いい会社があったら転職したいと思っている程度で、もともとGlobeeに転職しようとは思っていなかったメンバーもいます。
しかし、今はミッションの実現に向け一緒に働いています!

■スタートアップの採用で大切な2つのこと

【株式会社Globeeの転職・求人情報 | 転職動画サイト「体験入社」】体験入社事例2

― なぜ、そのようなことが実現できたのでしょうか?

幾嶋さん:熱量ですね。面接内で熱量を伝え、体験入社で更に熱量を感じてもらいました。

石渡さん:幾嶋の熱量は本当すごいです。
私も幾嶋の熱量と接するうちに、一緒に働きたいという想いが押さえきれなくなりました。
今まで様々な会社の社長の話しを聞いてきましたが、ここまで熱量を感じて巻き込まれていく感覚は初めてです。

幾嶋さん:ゼロからのスタートで『abceed』がAppStore/GooglePlayStoreランキング1位を獲得し、
今年の1月には100万ユーザーを突破しTOEIC受験者の2人に1人が利用するサービスまでに成長したのは、
熱量が人材を引き寄せ、サービスの細部までこだわって開発した結果だと思います。

― その熱量は、どこから生まれているのでしょうか?

幾嶋さん:自身の経験からだと思います。

サービスをリリースして、1年間は本当に辛かったです。

資金もどんどんなくなる、人材もいない、サービスの知名度もない、上手くいくか分からない、出版社からのライセンスも取得できていないといった状況でした。
今思えば、いつ会社がなくなってもおかしくなかったです。

そんな中、この期間を乗り越えられたのは、『abceed』が多くの人の役に立ち、必要とされるサービスなんだという強い想い・情熱でした。

そして、そんな姿に現CTOの上赤が共感してくれて、会社にフルジョインしてくれました。
上赤がジョインしてからは、プロダクトの課題も改善できるようになり、サービスも成長し売上が立ってきました。
初めて売上が立った時は、上赤と心の底から喜びました。

本当に上赤は人生の恩人です。

【株式会社Globeeの転職・求人情報 | 転職動画サイト「体験入社」】体験入社関わるメンバー

幾嶋代表と上赤CTO

【幾嶋代表のプロフィール】

2015年3月に慶應義塾大学法学部卒業。
2014年6月、大学在学中に株式会社Globeeを創業。
英語学校の運営を通して、IT × 英語の可能性を感じ、ソフトウェア事業へピボットを決意。
事業立ち上げの知見を増やすため、ソフトバンク株式会社へ新卒として入社し、マンガアプリ事業、シェアサイクリング事業、園向け連絡帳アプリ事業などの立上げに参画。
1年半を経てIT × 英語分野における事業モデルが固まり、2017年1月にソフトバンクを退職。
現在は『学習量×学習効率の最大化』をミッションとしたAI英語教材アプリ『abceed』と、『学習支援効率の最大化』をミッションとした反転学習プラットフォーム『abceed for school』の開発を行う。

― 「スタートアップの成長」における熱量は大切さはものすごい感じました。
「スタートアップの採用」で大切なことをお伺いできますでしょうか?

幾嶋さん:スタートアップの採用で大切なことは、2つあると考えています。

1つ目は「熱量を伝播できる人材の採用」です。
会社の人数が少ない時は、社長がメンバー全員に直接熱量を伝えることができます。
しかし、会社の成長に伴い人数が増えてくると社長1人ではそれが難しくなります。
そのため、同じ熱量を伝播できる人材が必要になると考えています。

2つ目は「今の会社とカルチャーなどを比較できる機会の提供」です。
いきなりスタートアップに転職することは、求職者の方は正直不安だと思います。
まずは、体験入社で「カルチャー」「プロダクトに対する熱量」「仕事のすすめ方」などを今の会社と比較してもらいます。
その結果、採用に至れば入社後のギャップも防ぐことができます。
また、スタートアップの熱量は、言葉だけでは伝えきれません。
そのため、体験入社で現場を見て感じてもらうことが大切だと思います。

石渡さん:私は体験入社を経験しているので、幾嶋の熱量が現場のカルチャーやプロダクト開発にどのように作用しているのか、自分の目で直接確かめることできました。
体験入社では、言葉で伝えられたことのエビデンスが取れます。

― まさに、百聞は一見にしかずですね。今の会社との比較は、具体的にはどのようなことを比較できますか?

幾嶋さん:例えばエンジニアメンバーの場合、「納期へのプレッシャー」や「社内ルール」などを比較できたと言っています。

「納期へのプレッシャー」は、弊社の場合はいつまでにつくってねと期限はは決めるものの、状況に合わせて柔軟に対応することができます。
しかし、受託開発の会社で働いている方は、納期は基本絶対のためプレッシャーを強く感じると思います。このように納期へのプレッシャーを比較することができます。

「社内ルール」は、会社によって異なると思います。
弊社の場合はCTOの上赤が、ロジカルに高い成果を出すことにはこだわりますが、常識や風習にはこだわっていません。
そのため、出社時間や服装などはメンバーに任せています。メンバーからは、今までの会社と比較してGlobeeは高い成果を求めてくるが、それ以外は自由なので居心地の良さがあると言ってもらっています。

【株式会社Globeeの転職・求人情報 | 転職動画サイト「体験入社」】体験入社スケジュール②

上赤CTOとエンジニアメンバー

― なるほど。求職者の方も今の会社と比較できますし、企業も求職者の方が「カルチャー」や「仕事のすすめ方」などがフィットするかを体験入社を通じて、確かめられますね。

石渡さん:はい、体験入社ではお互いのありのままを確かめることができます。
求職者の方は、面接などで聞いた情報が現場では実際にどうなっているか確かめられることが大きな安心につながりますし、企業も面接以外の情報で求職者のことを知れるのは貴重なことだと考えています。

― 確かに、安心して転職できる・採用できるって、ものすごい価値のあることですね。
本日は普段は知ることができない貴重なことをお伺いすることができました。
幾嶋さま、石渡さま、本日はありがとうございました!

幾嶋さん・石渡さん:こちらこそ、ありがとうございました!

■取材後記

【株式会社Globeeの転職・求人情報 | 転職動画サイト「体験入社」】体験入社スケジュール①

今回、Globeeさまの取材で感じたのは『熱量』でした。

熱量のあるところに人が集まり、素晴らしいプロダクトが生まれる。
人が集まらない、プロダクトが成長しないのは、まだまだ熱量が足りないからだと感じさせられる取材でした。

ゼロからスタートし、今は有名企業・上場企業に成長している会社も、かつてはスタートアップ企業でGlobeeさまのような『熱量』が会社を成長させたのかもしれません。

そして、これらの会社は『熱量』の伝え方が上手だったのだと思います。

幾嶋代表もお話しされていましたが、『熱量』を言葉で伝えることはもちろん大切ですが、自分の目で確かめて感じてもらうことに勝るものはありません。

Globeeさまは、体験入社を通じて自分の目で確かめて感じてもらう機会をつくっています。
それだけではなく、求職者の方の状態に合わせて、「1日体験入社」「リモート体験入社」を提供している点はすごいなと感じました。

これからのGlobeeさまが楽しみです!

体験入社事務局
~いい企業を増やし、適職に巡り合い、仕事の喜びを感じる人を増やす~

(取材・撮影/体験入社事務局 取材チーム)

【採用担当の方へ】オンラインで体験入社を再現できる『体験入社動画』とは?

体験入社動画の制作・求人掲載について