未経験採用こそ、体験入社!?さきがけ税理士法人が体験入社を行う目的とは?

【体験入社事例】さきがけ税理士法人

税理士事務所らしくない社風が特徴の、さきがけ税理士法人。「働きがいのある会社ランキング・従業員100人以下の部」では、ベストカンパニーを獲得したことでも知られています(Great Place to Work(R)2017年版調べ)。

そんな同社は、採用選考に体験入社を導入することにより、一般の人からは分かりづらい税理士事務所の仕事内容や、社風を理解していただいてます。その結果、昨今、他の企業では未経験採用の早期離職が増加している中、さきがけ税理士法人では、未経験採用者の離職はゼロになっています。

今回は、体験入社を通じて入社された、飯塚さまと布施さま、体験入社制度を運用している人事部の市川さまにお話しを伺いました。

企業情報

使命

私たちは人間力と専門知識で、お客様、地域、そして日本を元気にする!!

従業員数

80名

設立

2008年1月

目次

▶ 経験やスキルではなく「人柄採用」

▶ 体験入社を行う目的とは?

▶ 未経験採用こそ、体験入社を行うべき理由

■経験やスキルではなく「人柄採用」

― まず、中途採用で大切にしていることをお伺いできますでしょうか?

【体験入社事例】さきがけ税理士法人、市川様、布施様

市川さん:中途採用では、人柄採用を大切にしています。

税理士事務所と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

多分、堅くて真面目なイメージで、人とコミュニケーションを取るより入力作業が多いと思われるかもしれません。

さきがけ税理士法人は、そういった税理士事務所のイメージとは全く異なります!

個性的なメンバーが多く、積極的にコミュニケーションを取り、お互いの意見を伝えたり、主体的に動くメンバーが多い会社です。

また、お客様の役に立つ際は、専門知識も大事ですが、それ以上に「この人に相談できてよかった」「話していると笑顔になれる」と思っていただける、人間力やコミュニケーション力が大事だと考えております。

そのため、中途採用では人柄採用を大切にしています。

― 選考過程では、どのようにして人柄を確かめているのでしょうか?

市川さん:採用選考は次のような流れになっています。

・1次面接 人事部のスタッフが弊社の社風に合うかどうかを確かめます

・2次面接 現場の部長が行い、経験スキルを確かめます 

・体験入社 2次面接の通過者が、3日間の体験入社を行います
      体験入社期間中に代表の黒川との面談を行います

― 人柄採用で、どのくらいの人数を採用しているのでしょうか?

市川さん:2019年は、既に24名の方にご入社いただいています。ほとんどが未経験からの人柄採用です。

― ちなみに24名を採用して、現在は何名が残っているのでしょうか?

市川さん:23名が残っています。

退職された1名の方は、経験が豊富な方だったため、めずらしい選考パターンで体験入社を実施せず、面接のみの選考でした。

この経験を通じて、体験入社を行い、入社前にお互い不安なことを解決することの大切さを実感しました。

■体験入社を行う目的は?

【体験入社事例】さきがけ税理士法人、市川様、飯塚様

― 体験入社を行う目的をお伺いできますでしょうか?

市川さん:目的は2つあります。

1つ目は、先ほどもお伝えした通り、人柄採用を行っているので、人柄を確かめるためです。

2つ目は、求職者の方に、仕事内容や社風、働く環境を確かめてもらい、入社後のミスマッチを減らすためです。

体験入社は、こちらが確かめるというより、求職者の方に確かめてもらう2つ目の目的の方が大きいです。一般の人からしたら、税理士事務所の仕事内容や社風、働く環境は分かりづらいと思います。そのため、体験入社でしっかり確かめてもらっています。

― どのようにして確かめてもらっているのでしょうか?

市川さん:次のようなことを通じて確かめてもらっています。

・朝礼やミーティングの参加
メンバーが積極的に発言をするので、どういった人柄の人が働いているかを感じることができます。

・お客様との打ち合わせの同席
専門用語が飛び交うので、入社後にどのくらい勉強しなくてはならないか理解できます。

・会計入力作業
実際の入力業務を体験でるので、入社後の仕事内容をイメージできます。

・メンバーとのランチ
気になることをざっくばらんに質問できるので、気になることを入社前に確認できます。残業時間について、質問される方が最近は多いです。

例えば、お客様との打ち合わせに同席して、自分も専門知識を身につけ、早く同じようなことができるようになりたい!と思える方はフィットしています。一方、自分にはこのような知識を身につけるのは無理だと感じてしまう人は、難しいです。ランチでの残業時間についての質問も、通常は月約30時間ほどですが、繁忙期ですと40~50時間ということを正直にお伝えします。それを聞いて難しいと感じる人も中にはいます。

このような体験を通じて、フィットを感じる方もいれば、難しいと感じる方もいます。それは、いいことだと思っています。入社前にそれが分かることにより、入社後のミスマッチを防げるからです。

そのため、入社後に「仕事内容がイメージと違った」「労働時間が思ったより長かった」「社風が合わなかった」というギャップは、ほとんどありません。

― 体験入社をされたお二人にお伺いしたいのですが、実際に体験入社ではどのような点を確認しましたか。飯塚さまからお伺いできますでしょうか。

【体験入社事例】さきがけ税理士法人、飯塚様

飯塚さん:特に確かめていたのは、働いている人の人柄でした。なぜなら、仕事内容があっていても一緒に働くメンバーが合わなければ、楽しく仕事をするのが難しいと思っていたからです。

朝礼やミーティングでは、みなさんが積極的に意見を出し、ざっくばらんに話していたので、そのような光景を見て、人柄を確かめていました。

また、体験入社中には、代表の黒川との面談があります。この面談の目的は、体験入社をしている方が、疑問や不安を質問して解決することです。私は、面談の時には「会社の今後の方針」「キャリアアップ」「報酬」などについて質問させていただきました。ひとつひとつの質問に対して、明確に答えていただき、疑問を解決することができました。

体験入社では、会社の中身を見て、自分の気になることを確かめてから転職を決められます。こんな面白いことはないと思います!

― 飯塚さま、ありがとうございます!それでは、布施さまお伺いできますでしょうか。

【体験入社事例】さきがけ税理士法人、布施様

布施さん:私は昔、簿記の勉強をしていました。その時、簿記の勉強が楽しかったので転職の際は、税務会計の仕事での転職を考えていました。そのため、他の税理士事務所の選考も受けていました。そんな中、体験入社があったのは、さきがけ税理士法人だけでした。

転職の際は、働いている方たちの人間関係を確かめ、入社後のギャップが生じないように意識していました。さきがけ税理士法人では、体験入社があったので自分で直接、働いている方たちの人間関係を確かめることができ、とてもよかったです。みなさんのコミュニケーションの取り方や、職場の空気感、ランチでは気になることをいろいろ聞き、人間関係を確かめました。

また、体験入社で感じたことは「忙しさ」でした。想像していたより、忙しい仕事だということを感じました。入社後も、忙しさを感じることがありますが、体験入社で感じていたことなので、ギャップは感じません。しかし、体験入社がなければ、入社後に忙しさに対してギャップが生じていたかもしれません。

体験入社は、面接より重要だと思います。なぜなら、会社の中に入り、面接では感じることのできない、人間関係や仕事内容、忙しさを感じることができるからです!

― 布施さま、ありがとうございます!体験入社の具体的なスケジュールを教えていただけますでしょうか。

市川さん:体験入社は3日間で、各日同じようなスケジュールになっています。3日間の連続が難しい方は、1日ごとに分けて実施もしています。

― ちなみに1日ではなく、3日の理由はなんでしょうか?

市川さん:これには明確な理由があります。税務会計の仕事内容は、3日やらないと理解できないからです。1日では点での理解ですが、3日やると点が線になり、理解が深まります。具体的には、ミーティングや入力作業も3日やることにより、みんなが話している内容や、入力作業の目的が理解できるようになるからです。

【体験入社スケジュール例】

9時 一日の流れを説明、オフィス案内

9時30分 朝礼への参加

【体験入社事例】さきがけ税理士法人、スケジュール例、朝礼

10時 会計入力作業

【体験入社事例】さきがけ税理士法人、スケジュール例、入力業務

11時 社内ミーティングへの参加

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12時30分 スタッフとランチ!

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13時30分 お客様との打ち合わせ同席

【体験入社事例】さきがけ税理士法人、スケジュール例、打ち合わせ同行

15時 代表の黒川との面談

16時 会計業務テスト

17時 終了!

■未経験採用こそ、体験入社を行うべき理由

― 体験入社の導入を検討している人事の方へ、メッセージをお願いできますでしょうか?

市川さん:初めて体験入社を導入するには、体験入社のスケジュールを作ったり、現場との調整が生じたり、大変な部分はあると思います。しかし、これは短期的には大変かもしれませんが、一度やってしまえば、長期的にはメリットが大きいです。特に、未経験採用の場合です。

― なぜ、未経験採用の場合は、メリットが大きいのでしょうか?

市川さん:未経験採用の場合は、入社して1~3ヶ月は、仕事を覚えてもらうために研修やOJTを現場が行うと思います。やっといろいろ覚えてきた入社後3ヶ月くらいのタイミングで退職してしまうとお互いにメリットがありません。体験入社を行い、入社前にお互いが不安なことを確かめれば、早期離職を防ぐことができます。

また、未経験採用の場合は、入社後の教育やサポートが重要です。体験入社を行うと、現場も採用に主体的に携わるため、責任を持って入社させ、入社後の教育やサポートに、より責任を持つようになります。弊所では、体験入社に携わった現場のメンバーには、体験入社した方と一緒に働きたいかと、その理由についてのアンケートを記載してもらっています。

体験入社の導入は、短期的にみたら大変かもしれませんが、長期的に考えたら「やっと仕事を覚えてきたタイミングでの早期離職を防げる」「現場が入社後の教育やサポートに、より責任を持つようになる」というメリットがあるので、特に未経験採用の場合は、体験入社を絶対やった方がいいと思います!

― 市川さま、メッセージをありがとうございます!未経験採用こそ、体験入社を行うべき理由が分かりました。みなさま、本日は貴重なお話をいただき、ありがとうございました!

■取材後記

採用活動では徹底的に人柄にこだわり「人」を大切にしている、さきがけ税理士法人。体験入社を行う目的も、求職者の方が入社後にミスマッチを感じないようにという、求職者の立場に立った想いが強く「人」を大切にしているからこその想いだと感じました。

2019年は、既に24名を採用しており、ほとんどが未経験からの採用。昨今、他の企業では未経験採用の早期離職が増加している中、さきがけ税理士法人では、未経験採用者の離職はゼロ。

その理由は、未経験採用だからこそ、仕事内容や社風を理解するための時間をじっくり設けていることにあると思います。短期的に考えたら、応募から採用決定までにかける時間は長くなりますが、長期的に考えたら「やっと仕事を覚えてきたタイミングでの早期離職を防げる」「現場が入社後の教育やサポートに、より責任を持つようになる」という大きなメリットを生み出しています。

未経験採用でも、採用数の確保が難しくなり「質」を重視しなくてはならない昨今、「面接」という採用手法は限界に近づいてきています。

結婚に例えると、面接のみで採用を決めるのは、お見合いのみで結婚を決めるようなもの、体験入社をして採用を決めるのは、デートをしてお互いの価値観を理解して、結婚を決めるようなもの。お互いのことを考えたら、どちらがベストでしょうか。

体験入社事務局
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(取材・撮影/体験入社事務局 取材チーム)

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「体験入社」「職場見学」の実施、または「体験入社動画」を見ることにより、求職者さんは採用前に「社風や一緒に働く人と相性が合うか」「仕事内容が合うか」「働き方のスタイルが合うか」などを確かめられます。

企業様も、採用前に「カルチャーフィット」「スキルフィット」などを確かめられます。それにより、入社後のミスマッチを防ぎ、定着率・エンゲージメントの向上が実現されます。体験入社の採用のミスマッチを防ぐ効果は、採用理論「RJP理論」でも証明されています。

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