リクルート創業者の江副さんが伝えた、求人広告の果たす役割

リクルート創業者の江副さんが伝えた求人広告の果たす役割とは?

こんにちは、体験入社事務局です。
「リクルート創業者の江副さんが伝えた求人広告の果たす役割」をご覧いただきありがとうございます。

江副さんは、東京大学が生んだ最大のベンチャー起業家と評されています。東京大学在学中に東京大学新聞社で広告営業を務め、大学卒業後、リクルートの前身である大学広告新聞社を立ち上げて起業しました。

大学時代から営業センスが高く、起業後も次々に企業を開拓、「企業への招待」を創刊し、求人広告の礎を築きました。その後は、求人領域の他にも住宅領域や旅行領域などにも進出しリクルートを急成長させました。

目次

▶ 江副さんが伝えた、求人広告の果たす役割

▶ 今、求人広告の果たす役割は実現されているか?

▶ 求人広告の果たす役割を実現すれば、定着率・エンゲージメントは向上する

■江副さんが伝えた、求人広告の果たす役割

1972年、リクルートの社内報の『かもめ』の第8号に、江副さんはメッセージを掲載し求人広告の果たす役割を伝えています。

“これからの社会で求人広告の果たす役割は何か”の問題について、10の項目に整理してみたい。

1. 求人広告は働く人の労働条件を向上させる

2.求人広告は産業構造を変える

3.求人広告は採用コストを低減する

4.求人広告は人と仕事とのよりよい結びつきを実現し、そのことによって人の生活を豊かにする

5.求人広告は産業教育を受け持つ

6.求人広告は働きたい者を増やす

7.求人広告は企業間競争の有力な武器となる

8.求人広告は社員のモラール(やる気)を上げる

9.求人広告は企業の経営理念・社風を創る

10.求人広告は働く人に自由と安心を保障する

(引用元:「求人詐欺」時代に噛みしめたいリクルート創業者江副浩正の言葉「求人広告は産業構造を変える」

■今、求人広告の果たす役割は実現されているか

正直、今の人材業界において、江副さんが伝えた求人広告の果たす役割は実現できていないと思います。

なぜなら、求人広告の情報には良い面ばかり記載されていたり、情報が誇張されていることもり、入社後にギャップを感じ早期離職をする人材が増加しているからです。それにより、企業の採用コストも増加しています。

「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の早期離職の調査のデータでも、ミスマッチにより離職理由が示されています。

離職理由のデータ

(引用元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「早期離職の理由」

なぜ、このような状況になったのでしょうか?

求人広告の役割は、企業自身で伝えきれない情報や魅力を伝えたり、第三者視点で情報を適切に伝え、求職者の立場を第一に考え求人情報を伝えることだと思います。

本来は求職者の立場を第一に考えなくてはならないのに、有効求人倍率が過去最高水準を記録し企業の採用意欲が旺盛な今、企業からの売上により成り立っている求人広告事業は、どうしても企業の立場寄りになり、求人広告の情報には良い面ばかり記載されていると考えられます。

求職者の立場を第一に考えなくてはならない理由は、求職者の立場になれば分かるはずです。

■求人広告の果たす役割を実現すれば、定着率・エンゲージメントは向上する

求人広告は、江副さんが伝えた求人広告の果たす役割に立ちかえり、求職者の立場を第一に考える必要があると考えています。

江副さんも求人広告は、企業ではなく、求職者の立場を第一に考えるべきだと述べています。
「広告事業では一見、顧客は広告主に見える。だが自分たちの真の顧客は、学生なのだと、江副は言い続けてきた。学生のための誌面作り。それがあったからこそ、この世に一つしかない商品を作り出せた。」
(引用元:馬場マコト・土屋洋「江副浩正・127ページ」日経BP社)

求職者の立場を第一に考えると、企業の採用数の確保は、今より低下する可能性が高いです。

しかし、向上する部分もあります。

入社後の定着率・エンゲージメントが向上します。

なぜなら、求職者の立場を第一に考え、求人情報に良い面と悪い面を記載したり、誇張した情報を記載しなければ入社後のギャップが抑制されるからです。これは、採用理論「RJP理論」で証明されています。

【RJP理論について】

RJP理論の4つの効果

さらに、定着率・エンゲージメントを向上させるためには、求職者が選考過程で一次情報を取得できる機会を創ることが重要です。

【一次情報とは?】

・目、耳、鼻、口、皮膚の五感で、本人が直接体験して手に入れた情報

・一次情報の特徴は、二次情報に比べて圧倒的に価値があること

・二次情報と比べると、情報を手に入れるのがとても難しい

【二次情報とは?】

・一次情報は本人が直接体験した手に入れた情報に対し、二次情報は他者を通して得た情報

・二次情報の特徴は、誰でも簡単に手に入れられること

・一次情報に比べると、情報の価値がとても低い

転職活動における一次情報、二次情報とは具体的になんでしょう?

【転職活動における一次情報】

・自分で直接確かめた仕事内容

・自分で直接確かめた働いている人の雰囲気・社風

・自分で直接確かめた労働条件
(給与・賞与、残業時間、休日休暇など)

【転職活動における二次情報】

・転職サイトの求人情報

・人材紹介のキャリアコンサルタントからの情報

・転職口コミサイトの情報

企業は、求人情報に良い面と悪い面を記載し、選考過程で一次情報を取得できる機会を創れば、採用した人材の定着率・エンゲージメントを向上させることができます。

昨今、有効求人倍率は過去最高水準を記録しています。需要が高い職種は、今後さらに有効求人倍率が高まり、1求職者あたりの求人数が増加し、人材採用の競争が発生するこが見込まれます。

また、労働力人口の減少が猛スピードで進行していきます。2016年は6,648万人いた労働人口が、2030年には5,880万人、2060年には4,157万人まで減少すると見込まれてます(みずほ総合研究所より)。
年間転職者数は約311万人(総務省統計局より)なので、2016年から2030年までの約800万人の労働力人口の減少は大きな影響だと考えられます。

これからの時代、「採用数の確保」は一段と難しくなり、採用した人材の「定着率・エンゲージメントの向上」に注力し、量から質にシフトチェンジする必要があります。

いまいちど、江副さんが伝えた求人広告の役割に立ちかえり、求職者と企業のお互いが幸せになれる求人広告をつくっていく必要があるのではないでしょうか。
私たち体験入社事務局は、そのように考えています。

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「体験入社」「職場見学」の実施、または「体験入社動画」を見ることにより、求職者さんは採用前に「社風や一緒に働く人と相性が合うか」「仕事内容が合うか」「働き方のスタイルが合うか」などを確かめられます。

企業様も、採用前に「カルチャーフィット」「スキルフィット」などを確かめられます。それにより、入社後のミスマッチを防ぎ、定着率・エンゲージメントの向上が実現されます。体験入社の採用のミスマッチを防ぐ効果は、採用理論「RJP理論」でも証明されています。

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