『ミッション共感』を採用条件にする場合、注意すべき2点

こんにちは、体験入社事務局です。
「ミッション共感を採用条件にする場合、注意すべき2点」をご覧いただきありがとうございます。

ミッション共感を採用条件にしている企業は多いと思います。

あなたの会社はどうでしょうか?

採用した人材がパフォーマンスを発揮するためには、ミッションへの共感はとても重要です。

実は、ミッション共感を採用条件にする場合は、注意すべき2点があります。
今回は、注意すべき2点について紹介いたします。

目次

▶ ミッション共感が重要な理由

▶ ミッション共感を採用条件にする場合、注意すべき2点

■ミッション共感が重要な理由

まず、採用においてミッション共感が重要な理由を考えてみたいと思います。

成長しているスタートアップ・ベンチャー企業への応募条件には、
必ずといっていいほど「ミッションや理念への共感」と記載されています。

なぜ、そこまでミッション共感が重要なのでしょうか?

ミッション共感の重要性については、世界最高の経営思想家のジム・コリンズによる「ビジョナリー・カンパニー」でも証明されています。

・ビジョナリー・カンパニーとは?

ビジョナリーカンパニー

3M、アメリカン・エキスプレス、ボーイング、GE、IBM、ジョンソン・エンド・ジョンソン、マリオット、メルク、P&G、ソニー、ウォルト・ディズニーなど、最高のなかの最高の優良企業が、なぜ時代の変遷を乗り越えて、ライバル企業よりも優れた業績を上げてきたのか調査・分析をしている書籍。シリーズ累計売上1000万部以上。

・ビジョナリー・カンパニーが証明していること

本書では、最高のなかの最高の優良企業(これらの企業をビジョナリー・カンパニーと呼んでいます)を調査・分析した結果、ライバル企業よりも優れた業績を上げ、長期的に成長した要因を明確にしています。
その中に、ミッション共感に関する次の要因があげられています。

【利益の最大化だけではなく、理念を強く追求している】
ビジョナリー・カンパニーは利益だけでなく、組織全体が理念をどれだけ追求しているかを同時に重視している。

【カルトのようなカルチャーがある】
ビジョナリー・カンパニーは価値観が合う人にとっては最高の職場。しかし、価値観が合わないと辛い職場である。

企業が成長するためには、利益のみを追求するのではなく、それ以上に理念やミッションを追求することが重要であり、
理念やミッションの追求により生み出される、カルチャー・価値観が最高の組織を創造していると分析しています。

このように、企業が成長するためには、働く人材が理念やミッションに共感し追求することが重要であるとビジョナリー・カンパニーからも証明されています。

※人事・採用担当の皆さんへ

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■ミッション共感を採用条件にする場合、注意すべき2点

上記内容を踏まえると、企業の成長、採用した人材がパフォーマンスを発揮するためには、ミッション共感を採用条件にすることは重要です。

しかし、ミッション共感を採用条件にする場合は、注意すべき2点があります。

なんだと思いますか?

「カルチャーフィット」「スキルフィット」する人材を採用することです。

理由としては、カルチャーとスキルがフィットしてないと、
採用した人材はミッションを追求できな可能性が高いからです。

これは、人間性心理学の第一人者であるA.H.マズロー氏の欲求5段階説により証明することができます。

・A.H.マズロー氏とは?

1908年、ニューヨーク州に生まれる。ウィスコンシン大学卒業後、同大学及びブランディス大学で心理学の教授を務める。1962年〜63年アメリカ心理学会会長、1970年没。欲求5段階説は心理学を超え、経営学、教育学など様々な領域に大きな影響を与えた。

・欲求5段階説から考える、カルチャーとスキルがフィットしてないとミッションを追求できない理由

欲求5段階説

まず、欲求5段階説について詳しく紹介いたします。

【欲求5段階説】

①生理的欲求
生命を維持するための本能的な欲求
→食欲、睡眠欲、性欲など

②安全欲求
安心・安全な暮らしへの欲求
→暮らしの安定、経済の安定、健康の安定

③所属と愛の欲求
生理的欲求と安全欲求の両方が満たされると現れる繋がりの欲求
→社会・会社・友人との繋がり、家族・恋人との愛

④承認欲求
自己に対する承認、他者からの承認に対する欲求
→自己成長・達成欲、他者からの承認欲

⑤自己実現の欲求
以上4つの欲求がすべて満たされたとしても、人は自分に適していることをしていない限り欲求が満たされません
→自分の持つ能力を発揮して自分らしさを表現したいという欲求

① → ② → ③ → ④ → ⑤ の順番で1つの欲求が満たされると、
次の欲求を満たそうと欲求のレベルが高まっていきます。

【ミッションの追求と欲求5段階説になんの関係があるのか?】

実は、大きな関係があります。

カルチャーフィット、スキルフィット、ミッションの追求は、欲求5段階のどの欲求を満たすのか分類することができます。

・カルチャーフィット
一緒に働くメンバー、社風と相性が合う
→③所属と愛の欲求
相性が合うメンバー、会社と繋がることにより、所属・繋がりの欲求が満たされます。

・スキルフィット
仕事内容が自分の強みのスキルを発揮できる
→④承認欲求
自分の強みのスキルを発揮することにより、自己成長や目標の達成ができたり、上司や同僚から認めてもらうことができます。

・ミッションの追求
会社のミッションや理念の実現を通じて、自分らしさを表現できる
→⑤自己実現の欲求

お気づきになられましたか?

欲求5段階説は1つの欲求が満たされると、次の欲求を満たそうと欲求のレベルが上がっていく法則があるため、いきなり「⑤自己実現の欲求」を満たすことはできません。

「③所属と愛の欲求」→「④承認欲求」→「⑤自己実現の欲求」の順番で満たしていく必要があります。

そのため、採用した人材がミッションの追求をするためには、カルチャーフィット、スキルフィットしてないと難しいことが人間性心理学では証明されています。

あなたの会社が『ミッション共感』を採用条件にしている場合、
「カルチャーフィット」「スキルフィット」を選考過程で確かめていますでしょうか?

もし、本気でミッション共感をした人材を採用したい場合、「カルチャーフィット」「スキルフィット」を確かめるべきだと私たちは考えています。

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